【既存金融機関系・助言型ロボアドバイザー】fund eyeを徹底解説!

大手証券会社の一角が放つ助言型ロボアドバイザー

今回取り上げたいロボアドバイザーは、fund eyeです。
国内大手証券会社の一角であるSMBC日興証券が提供する助言型ロボアドについて、当サイトでも評価をしたいと思います。

fund eyeは、SMBC日興証券が、投資信託の販売を促進するためのツールとして、2017年の5月に提供が開始されました。

ユーザーは、以下の選択肢があり、①「オススメの投資信託を一本提案」してくれるか、もしくは、②「個々人に合わせた最適なポートフォリオを提案した上で、既に保有している投資信託との組合せを検討」してくれます。

  1. 投資デビューしたい!「はじめての一本を選ぶ」
  2. 賢く運用したい!「リバランスする」

後発組なだけに、投資家を初心者とそれ以外にセグメント分けして、サービス提供する等、少し工夫がされている気がします。

さて、そんなfund eyeを以下の4つの視点から分析し、格付(S>A>B>C>Dの5段階)を付与したいと思います。

  1. ポートフォリオ構築・助言機能
  2. 運用実務機能
  3. ユーザー管理機能
  4. コスト(手数料)

助言型と、投資一任型を横並びで比較するのは、難しいですが、投資一任型とも比較できるような視点を極力盛り込むことで、比較を可能にしているので、ぜひ参考にしてみて下さい。

1. ポートフォリオ構築・助言機能

助言内容はシンプルでベーシックなものですが、①「オススメの投資信託を提案」してくれるか、②「最適なポートフォリオにリバランス」してくれるかを選ぶことが出来る点はユニークです。

それぞれの主なポイントは以下でしょうか。

①「はじめての一本を選ぶ」を選択した場合

  • いくつか質問に回答することで、個々人のリスク許容度を算出(5段階)。
  • リスク許容度に合わせ、低コスト重視もしくは投資効率重視のどちらかをユーザーが選択し、その観点から投資信託を提案
  • 最終的に選択する段階で、資産クラス選好を反映することもできる(おまかせもあり)

②「リバランスする」を選択した場合

  • いくつか質問に回答することで、個々人のリスク許容度を算出。
  • 平均分散法に基づいた最適なポートフォリオが提案されるが、その数は5つと、個々人の細かい志向を反映するには少ない印象
  • 低コスト重視もしくは投資効率重視のどちらかをユーザーが選択し、投信ポートフォリオを提案される。
  • 投資家の既保有ポートフォリオも含め変更案を提案

2.運用実務機能

基本的に、SMBC日興証券の機能に依存します。ただし、fund eyeの助言だけを受入れて、他の証券会社で売買するという選択肢もあるため、ユーザー次第な面もあります。

3.ユーザー管理機能

UIはやや複雑で、慣れるまで少し使い辛い印象があります。

モニタリング情報として、オススメ投資信託を提案してくれた場合は、過去シミュレーションと投信と同資産クラスの市場平均との比較情報を掲載してくれます。また、リバランスの場合は、資産構成のみの表示と不十分な情報提供になっています。

4.コスト(手数料)

助言型ロボアド全般に言えることですが、助言サービスそのものには、手数料はかかりません。SMBC日興証券の販売チャネル戦略の一つという位置付けなので、最終的にSMBC証券に、取引手数料等を落としてくれれば良いというビジネスモデルです。

なので、ユーザー側から見たコストは、投信手数料(売買手数料や信託報酬等)のみとなります。投資効率重視で投資信託を選定してもらう場合は、必ずしもコスト効率が高い訳ではない可能性がある点に注意が必要です。

まとめ

以上、4つの視点で分析してきた結果、fund eyeの評価はBとします。

助言内容はオーソドックスですが、銀行系列の大手証券会社が提供する割に、中立性が担保されている点は評価が高いです。ユーザー管理機能は、情報提供が不十分なのは少し頂けない点です。

ただし、コストを重視した投資信託の選定を行ってくれる点や、初心者を意識した作りになっている点など、ユーザーの満足度を第一に考えていることが伺えます。

今後のサービス改善を期待し、当サイトでは、引き続きfund eyeの動向を追っていきたいと思います。

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