【既存金融機関系・助言型ロボアドバイザー】FUND MEを徹底解説!

国内初のスマホ専用助言型ロボアドバイザー

今回取り上げたいロボアドバイザーは、FUND MEです。
国内大手ネット証券会社の一角であるカブドットコム証券が提供する助言型ロボアドについて、当サイトでも評価をしたいと思います。

FUND MEは、主要ネット証券初の第三者評価情報を活用した、助言型のロボアドバイザーとして、2016年5月に提供が開始されました。

それ以前は、独立系の投資一任型が主流でしたが、FUND MEの登場により、助言型ロボアドの認知が広まったものと思われます。

さて、そんなFUND MEを以下の4つの視点から分析し、格付(S>A>B>C>Dの5段階)を付与したいと思います。

  1. ポートフォリオ構築・助言機能
  2. 運用実務機能
  3. ユーザー管理機能
  4. コスト(手数料)

助言型と、投資一任型を横並びで比較するのは、難しいですが、投資一任型とも比較できるような視点を極力盛り込むことで、比較を可能にしているので、ぜひ参考にしてみて下さい。

1. ポートフォリオ構築・助言機能

助言内容は至ってシンプルで、ベーシックなものです。主なポイントは以下でしょうか。

  • 平均分散法に基づいた時価総額インデックスに対するパッシブ投資を再現
  • 投資家に提案するポートフォリオの数は4つと、個々人の細かい志向を反映するには少し心許ない
  • 株ドットコム証券で扱っている投信をユニバースから、モーニングスターのレーティング情報を用いてオススメ投信を提案してくれるため中立性は期待できる

2.運用実務機能

基本的に、カブッドコム証券の機能に依存します。ただし、FUND MEの助言だけを受入れて、他の証券会社で売買するという選択肢もあるため、ユーザー次第な面もあります。

3.ユーザー管理機能

UIはシンプルで分かり易い作りになっています。モニタリング情報として、資産構成比や地域別構成比、過去シミュレーションや・将来予測といったベーシックな情報が網羅的に掲載されています。

4.コスト(手数料)

助言型ロボアド全般に言えることですが、助言サービスそのものには、手数料はかかりません。カブドットコム証券のチャネル戦略の一つという位置付けなので、最終的にカブドットコム証券で取引手数料を落としてくれれば良いというビジネスモデルです。

なので、ユーザー側から見たコストは、投信手数料(売買手数料や信託報酬等)のみとなります。コストに関する懸念としては、投資信託の選定が、モーニングスターレーティングのみに依存するため、必ずしもコスト効率が良い投資信託が提案される訳ではない可能性がある点でしょうか。

まとめ

以上、4つの視点で分析してきた結果、FUND MEの評価はBとします。

助言内容はオーソドックスですが、中立性が担保されている点は評価が高いです。ユーザー管理機能も、一通りのモニタリングに必要な指標が揃っている点も良いのではないでしょうか。

ただし、必ずしもコスト効率の良い投資信託を提案してくれる訳ではないため、ユーザー本人が見定める必要があります。

カブドットコム証券は、Fintech領域における先端研究・事業開発を行う社内プロジェクトチームとして、「kabu.com Fintech-Lab」を設立しており、当該領域でのサービスが推進される期待は高いです。

今後のサービス改善を期待し、当サイトでは、引き続きFUND MEの動向を追っていきたいと思います。

  • LINEで送る

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*