【既存金融機関系・助言型ロボアドバイザー】SBI-ファンドロボを徹底解説!

最大手ネット証券による投資信託選定ロボ

今回取り上げたいロボアドバイザーは、SBI-ファンドロボです。
国内最大手ネット証券会社であるSBI証券が提供する助言型ロボアドについて、当サイトでも評価をしたいと思います。

SBI-ファンドロボは、助言型のロボアドバイザーですが、最適なポートフォリオを提案してくれる訳ではありません。あくまで、ユーザーのリスク許容度に合わせ、良いと思える投資信託を提案してくれる、いわば、投信提案ロボという特色が強いです。

さて、そんなSBI-ファンドロボですが、以下の4つの視点から分析し、格付(S>A>B>C>Dの5段階)を付与したいと思います。

  1. ポートフォリオ構築・助言機能
  2. 運用実務機能
  3. ユーザー管理機能
  4. コスト(手数料)

投信提案ロボのため、他のロボアドサービスと横並びで比較するのは、難しいですが、比較できるような視点を極力盛り込むことで、比較を可能にしているので、ぜひ参考にしてみて下さい。

1. ポートフォリオ構築・助言機能

助言内容は至ってシンプルで、他の助言型ロボアドと異なり、最適なポートフォリオを提案するのではなく、お勧めの投資信託を提案くれるサービスです。主なポイントは以下でしょうか。

  • いくつか質問に回答することで、個々人のリスク許容度を算出します(5段階)。
  • モーニングスターレーティングに基づき、中立的に市場全体から、リスク許容度に合わせた投資信託を提案
  • 最終的に選択する段階で、地域選好や資産クラス選好を反映することもできる(おまかせもあり)

SBI証券が取り扱う投資信託は約2,300本もありますが、その中から、以下の条件を満たした投資信託がSBI-ファンドロボの対象銘柄(約350本)となるようです。

  1. 規模:純資産残高10億円以上
  2. 運用実績:運用開始から3年以上経過
  3. 運用成績:モーニングスター社による高評価ファンド

2.運用実務機能

SBI証券の機能に依存します(提案された投資信託を他の証券会社で売買する場合は、その限りではありません)。

3.ユーザー管理機能

UIはシンプルで分かり易い作りになっていますが、提案される投資信託の過去シミュレーションと、同資産クラスの市場平均との比較情報を掲載するのみと、モニタリング情報としては不十分かもしれません。

4.コスト(手数料)

助言型ロボアド全般に言えることですが、助言サービスそのものには、手数料はかかりません。SBI証券のチャネル戦略の一つという位置付けなので、最終的にカブドットコム証券で取引手数料を落としてくれれば良いというビジネスモデルです。

なので、ユーザー側から見たコストは、投信手数料(売買手数料や信託報酬等)のみとなります。投資信託の選定する上で、低コストという要素が入っていないため、必ずしもコスト効率が良い投資信託が提案される訳ではない点を懸念点として挙げておきます。

まとめ

以上、4つの視点で分析してきた結果、SBI-ファンドロボの評価はCとします。

助言内容は、あくまで、リスク許容度に応じた投資信託の提案に留まっており、「個々人に合わせた最適な資産の組合せを提案」するという、通常のロボアドが提供するコンセプトがなく、物足りない印象です。また、ユーザー管理機能も不十分で、コスト効率性も良いのか悪いのか判然としないです。

SBI証券は、代理店として、WealthNaviのサービスを提供しているため、ここと競合するようなサービスは作り辛い可能性も否めませんが、今後のサービス改善を期待し、当サイトでは、引き続きSBI-ファンドロボの動向を追っていきたいと思います。

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