【既存金融機関系・投資一任型ロボアドバイザー】マネラップを徹底解説!

細やかな提案が期待できるロボアドバイザー

今回取り上げたいロボアドバイザーは、マネラップ’(MSV LIFE)です。
国内大手ネット証券の一角マネックス証券が手がけるロボアドについて、当サイトでも評価をしたいと思います。

正確には、マネラップは、マネックスGとクレディセゾン、米バンガードGの合弁会社が提供しております。バンガード社は、ETFを中心とした資産運用機関で、低コストのETFを提供する会社として高く評価されています。

元々、マネックス証券だけが、バンガード社の米国籍投信を販売しており、つながりは密接だったのかなと思います。

さて、そんなマネラップを以下の4つの視点から分析し、格付(S>A>B>C>Dの5段階)を付与したいと思います。

  1. ポートフォリオ構築・助言機能
  2. 運用実務機能
  3. ユーザー管理機能
  4. コスト(手数料)

1. ポートフォリオ構築・助言機能

マネラップの運用は至ってシンプルで、ベーシックなものです。主なポイントは以下でしょうか。

  • 平均分散法に基づいた時価総額インデックスに対する低コストパッシブ投資を再現
  • 投資家に提案するポートフォリオの数は8つと、個々人の細かい志向を反映できる傾向は相対的に強い
  • 国内外に上場するETFからポートフォリオを構築
    • バンガード資本が入っているものの、中立的に商品を選定してくれる点は評価できる
      (コストが安いため結果的にバンガードのETFが中心となる可能性はある)

2.運用実務機能

積立やリバランス、再投資といった基本的な機能は付いているものの、特にユニークな点はなく普通の評価です。

3.ユーザー管理機能

マネラップは、3つのタイプ(ためる・たのしむ・そなえる)を選択し運用計画を設計でき、投資目的も踏まえた上で投資計画の全体像が理解できます。この点は、他社ではあまり見られないユニークな点と言えます。この点も含め、以下が、主な評価ポイントでしょうか。

  • 種々の目的に合わせた運用計画の立案が可能で細やかな配慮がある一方で、内容が複雑で分かり辛いため、改善の余地がある
  • 目標達成率を試算し80%を下回る場合は計画見直しを勧めてくれる点もユニーク
  • ライフプランや運用計画を決めて、投資内容を決める、ゴールベースならでは、目的に合わせた運用計画を掲載している
  • 資産構成や将来予測といったベーシックな情報を掲載する一方で、過去シミュレーションがなくテールリスクが把握し辛い可能性も

4.コスト(手数料)

最低投資金額は1万円からとハードルは相対的に低いです。また、コストがトータルで見て0.648%+αという水準は、他社と対比した相対的な水準で見ると相当程度低いです。この点は、他社と比較した時の優位性と言えそうです。ただし、「+α」の部分に、①ETF取引手数料や②為替の取引手数料も含まれる点には、注意が必要と言えそうです。

例えば、THEOやWealthNaviは、上記の①や②は会社側が負担します。

また、コストについては、国内でもロボアドバイザーサービスが増えてきたなか、米国同様に価格競争になると思われ、将来的には更に安くなっていく可能性が高いとみます。

まとめ

以上、4つの視点で分析してきた結果、マネラップの評価はAとします。

運用はオーソドックスですが、(投資計画が複雑で投資初心者には使い辛い面もあるものの)投資目的やライフプランも含め、自身の投資計画の全体像が理解できるようになっている点は評価したいです。また、手数料が低いのも、魅力的ですね。

今後のUI改善を期待し、当サイトでは、引き続きマネラップの動向を追っていきたいと思います。

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