【既存金融機関系・投資一任型ロボアドバイザー】8Now!を徹底解説!

やや影の薄い国内ロボアドの先駆者

今回取り上げたいロボアドバイザーは、8Now!
国内ロボアド勃興期に早々にサービスを開始していましたが、THEOやWealthNaviと比べるとやや影の薄い『8Now!』。
当サイトでも評価をしたいと思います。

8Now!は、2001年創業のネット証券であるエイト証券が提供するサービスです。当証券会社のホールディングスである8LIMITEDのミカエル氏はアジアのフィンテックリーダー100人に選出されており、サービスに期待が寄せられます。

あまり知られていないようですが、サービスは2015年5月から提供しており、国内では「お金のデザイン」の次に、ロボアドバイザーサービスを開始しています(WealthNaviよりも早いですね)。

さて、そんな8Now!を以下の4つの視点から分析し、格付(S>A>B>C>Dの5段階)を付与したいと思います。

  1. ポートフォリオ構築・助言機能
  2. 運用実務機能
  3. ユーザー管理機能
  4. コスト(手数料)

1. ポートフォリオ構築・助言機能

8Now!の運用は至ってベーシックなものです。

  • 平均分散法に基づいた時価総額インデックスに対する低コストパッシブ投資を忠実に再現(極めて基本に忠実だが面白みがないともいえる)
  • 投資家に提案するポートフォリオの数はそれほど多くなく、個々人の細かい志向を反映するには少ない印象
  • 米国に上場する豊富なETFからポートフォリオを構築(ブラックロックやバンガードの低コストETFを利用)

2.運用実務機能

積立やリバランス、再投資といった基本的な機能は付いているものの、特にユニークな点はなく普通の評価です。

3.ユーザー管理機能

UIはシンプルな表現で分かり易さを追求したデザインとなっております。資産構成や将来予測といったベーシックな情報を掲載する一方で、過去シミュレーションがなく、金融危機のようなテールリスクが把握し辛い可能性もあります。

4.コスト(手数料)

最低投資金額は88ドル(約1万円)からとハードルは相対的に低いです。また、コストがトータルで見て0.88%+αという水準は、他社と対比した相対的な水準で見ると低いです。この点は、THEOやWealthNaviと比較した時の優位性と言えそうです。

コストについては、国内でもロボアドバイザーサービスが増えてきたなか、米国同様に価格競争になると思われ、将来的には更に安くなっていく可能性が高いとみます。

まとめ

以上、4つの視点で分析してきた結果、8Now!の評価はBとします。

THEOやWealthNaviと比較すると、手数料以外は、どうしても優位性が見出せず、良くも悪くも普通で、エッジがきいていません。

既存金融機関型らしく、ETFの売買を裏側にいる8証券が行うことで、取引手数料を目的にしたチャネル戦略の一つとして提供されている感が拭えません。

しかし、今後のサービス改善を見込むことは出来ますので、当サイトでは、引き続き8Now!の動向を追っていきたいと思います。

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