熱狂する仮想通貨投資に冷や水を!

どうも、eVestment BootCampの管理人、一億総投資家社会を目指す木戸です。

今回は、少し…というか、かなり過熱気味の仮想通貨投資に対して、自分への戒めの意味も込めて、真実のそれもネガティブな情報を仕入れて、今一度仮想通貨投資について冷静に考察してみます。

参考にした情報サイトは以下です。

ブロックチェーンとBitcoinにまつわる6つの通説を覆す

参考サイトの著者は、ビットコインやアルトコインの仮想通貨を支える技術であるブロックチェーン技術について、長所ばかりが独り歩きし、過剰な期待が市場に渦巻いていることに対する警告の意味も込めて記事を書いています。

具体的には、ブロックチェーン技術に対して、以下の6つの長所と考えられている通説に反論を示しています。

  1. ブロックチェーンは巨大な分散型コンピューターである
  2. ブロックチェーンは永続的なもの。ブロックチェーンに記録された内容は永遠にそこに残る
  3. ブロックチェーンは極めて有効で拡張性にも優れている。従来型の通貨はやがて消えてなくなるだろう
  4. マイナーの存在がネットワークセキュリティを担保する
  5. ブロックチェーンは中央管理システムがないため破壊できない
  6. ブロックチェーンの匿名性とオープン性は良いことである

本記事では、これらの概要を示すとともに、その考察をしてみます。

1. ブロックチェーンは巨大な分散型コンピューターである

…ではないそうです。

私も記事にあるように、並行処理、共同作業、相互支援し、世界中に散らばったノードが少しずつ何かを持ち寄って何か大きなものを作っている、非常に高度なイメージがありました。

しかし、ブロックチェーンを支えているノードは全て同じことをしているそうです(瞬時に数百万の複製を作るだけ)。

これは、そうだからといって、ブロックチェーン技術の優位性を覆すほどのことではない気がするので、そこまでショックではないですね。

2. ブロックチェーンは永続的なもの。ブロックチェーンに記録された内容は永遠にそこに残る

…これも間違いだそうです。

以下、引用です↓

Bitcoinネットワークの高い計算能力を持つノードは、それぞれ全取引履歴を保管していますが、この記録はすでに100 GBもの大きさに達しています。

(中略)

したがって現状では、ブロックチェーンの寿命は10年に制限されています。ハードディスク容量の拡大スピードの方が、間違いなく遅いのですから。

何と、ブロックチェーンに寿命があるそうです!てっきり、全履歴を永続的にいつでも追うことができると思っていました。だからこそ、利用者も変な取引をしないように抑制となると考えていました。10年の時効が付いているとは思いませんでした。

容量が無限ではないので、それもそうなんですが。容量の拡大のスピードが早くなるか、チェーンの拡大が遅くなるような革新が起きない限り、この時効は短くなることはあれど、長くなることはない気がします。

3. ブロックチェーンは極めて有効で拡張性にも優れている。従来型の通貨はやがて消えてなくなるだろう

え?これも?…そうですか。

もちろん半信半疑でしたが、従来型の通貨はいずれなくなると思っていました。でもそうではないんですね。以下、引用です。

Bitcoinネットワークは、1秒あたり最大7件の取引を処理可能です。世界各地の膨大な数の利用者に対して、この程度です。

加えて、Bitcoinブロックチェーンの取引は10分に1回しか記録されません。さらに、決済の安全性を高めるため、新しい取引が記録されてから50分以上待つのが一般的です。

(中略)

この取引処理スピードでは、アクティブユーザーの数を大幅に増やすことなど、どう考えても不可能です。比較のために例に挙げると、Visaは1秒間に数千件の取引を処理しており、必要に応じて簡単に処理量を増やすことができます。結局のところ、従来型のバンキング技術は拡張性に優れているのです。

ビットコインによる決済処理は極めて遅く、ユーザーを爆発的に増やすことが不可能なことが主な背景にあるようです。従来型の通貨の方が、圧倒的に拡張性に優れているんです。

これは、ビットコインの需要を伸ばすためには致命的な短所な気がします。ただ、これは恐らく、ビットコインが非中央集権的なコンセプトの仮想通貨だからこその短所なのではないでしょうか。

つまり、中央集権的なコンセプトも含まれるリップルについては、そうでもないのではないでしょうか。でなければ、従来型の通貨を軸にビジネスをし、一日に膨大な量の決済処理を行う銀行や証券会社が興味を示す訳ないので。

たぶん…。

4. マイナーの存在がネットワークセキュリティを担保する

え?これも違うんだ?本当に?(以下、引用)

ブロックチェーンの未来を楽観視する人々が好んで口にするのは、「マイナーは無用な演算をするだけでなく、Bitcoinネットワークの安定性と安全性を担保する存在でもある」という言葉です。それは正しいのですが、問題は、マイナーは他のマイナーからBitcoinを守っているという点です。

いわゆる「51%攻撃」のリスクは、ブロックチェーンを採用するソリューションにもあります。マイニングに使用されている計算能力の過半数を特定の人が管理することになれば、その人はひそかに取引履歴を改竄可能です。すると、その改竄後のバージョンが事実と見なされるようになります。その結果、二重送金が可能になります。従来型の決済システムは、このような攻撃を受けにくくなっています。

結局のところ、Bitcoinは自分自身の理想に囚われてしまっているのです。「度を超えた」マイナーはマイニングをやめることができず、その結果、特定の誰か1人が残りの計算能力の過半数を管理する可能性が格段に高まるでしょう。今のところマイニングからは利益が生まれ、ネットワークの安定性は保たれています。しかし、状況が変われば(たとえば、電力の価格が上がれば)、Bitcoinネットワークで「二重支払い」の事例が大量に発生する事態にもなりかねません。

あぁ、そういうことですね。これは、正確に理解していた部分です。確かに、マイニングに向けた計算能力の過半数を管理できるスーパーサイヤ人が出て来たら、ビットコインの安全性は崩れるんですよね。

ただ、スーパーサイヤ人はてっきり千年に一人現れる伝説の戦士かと思っていたら、意外にその可能性はもっと高いかもしれません(詳細は5の通説に記載)。

5. ブロックチェーンは中央管理システムがないため破壊できない

こんな通説あったんですね?

ブロックチェーンが各ネットワークノードに保存されているのであれば、特殊機関や関係当局などが恣意的にBitcoinを閉鎖することはできない。中央サーバーやそれに類するものがない以上、閉鎖しようにも相手がいないのだから。こう見る人もいるかもしれません。しかし、そのような考えは幻想にすぎません。

だそうです。

これも4と似たような話で、スーパーサイヤ人が出たら破壊されちゃいますよねという話。そして、スーパーサイヤ人が出てくる可能性は決して低くないという見方がされています。

その理由は、マイニングプールと計算能力の大半が、特定の国(8割が中国!?)に集中しているからだそうです。確かに、一国の中に集中していれば、計算能力を掌握してBitcoinを乗っ取ることは格段にやり易くなりますね。

中国、恐るべし。というか、マジで大丈夫なのか??という気もしますが、ビットコインのシステムを破壊することは非中央集権というコンセプトを壊すのと同義であることを踏まえれば、中国で結託してシステムを破壊するというようなことは起こりにくいかなと思います。

というのは、社会主義国である中国では、中央集権(国家権力)に対するレジスタントが多い気がするので。。

あくまで気のせいですが。

6. ブロックチェーンの匿名性とオープン性は良いことである

このポイントで示される短所も、ビットコインの需要が増えるという観点では致命的ですね。
以下、引用です↓

私が友だちに立て替えてもらったレモネードの代金をBitcoinで支払ったとします。そうすると、自分のお金に関することすべてをその友だちに教えることになります。些細なこととはとても言えません。すべての知り合いに、自分のクレジットカードの使用履歴を教えたい人はいるでしょうか?過去の履歴だけでなく、将来の取引も知られてしまうことをお忘れなく。

ある程度知られても個人間では許容されるかもしれませんが、企業間ではそうはいきません。会社の取引先、売上、顧客、契約金額、その他のごく瑣末な事柄まで、すべてが公になるのです。取引履歴が丸見えになることは、おそらくBitcoinを使用する上で最も不利益な点の1つでしょう。

今後、仮想通貨の需要が爆発的に伸びるためには、企業間の取引にも仮想通貨が使われる必要があると思っています。しかし、過去・将来を含めた全取引履歴を見られてしまうというのは、企業にとって大きな不利益を被る可能性が高いです。

う~ん…確かにそうですね。というか、何でこんな単純なことに気が付かなかったんだろう??

ビットコインの需要は思っていたよりも伸びないんでしょうか…?

まとめ

いかがでしたか?

ビットコインをはじめとする仮想通貨に使われるブロックチェーン技術も意外に短所が多いんですね。。
木戸家でも過剰な期待が寄せられている仮想通貨投資を、冷静に振り返る良い機会になりました。

一方で、参考サイトの著者は、こうも言っています。

Bitcoinそのものは革新的な技術であると、私は考えています。ただ、残念なことにBitcoinは犯罪行為に利用されることがあまりにも多く、情報セキュリティのスペシャリストとしては、そのような状況に強い反感を覚えています。それでも、技術的な観点から見て、Bitcoinが画期的であることは明らかです。

(中略)

私はブロックチェーンを貶めるつもりでこの記事を書いているのではありません。ブロックチェーンは素晴らしい用途をいくつも示してきた有用な技術であり、短所はありながらも、他にはない優れた長所を持ち合わせています。ただ、話題性と革新性を追い求めるあまり、多くの人が利点だけに注目し、全体像を冷静に見ることを忘れ、不都合な点に目をつむっています。そこで、さまざまな意見に触れるという意味で、この技術の短所を取り上げることが有益だと考えた次第です。

ブロックチェーン技術が画期的であることに変わりはないため、今回の短所を認めつつ、投資を継続したいと思います。上記に挙げた短所を解消するような仮想通貨に投資するというのも一つの考え方ですね。

いずれにせよ、仮想通貨やトークンの背景にある技術やビジネスモデルを、これまで以上に、しっかり見極めていきたいですね。

こうした過熱気味の時に、冷静になり、投資内容や投資の根拠としている背景について、振り返るのは仮想通貨投資に限らず、有益な気がします。

皆さんも、一度ご自身の投資内容を冷静に振り返ってみてはいかがでしょうか?

皆さんも投資で明日を切り開きましょう!
ではでは。

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