【投資信託分析】まだアクティブファンドを買ってるの?

「『お金に働かせる』をもっと身近に!」、eVestment BootCampの管理人、木戸です。

皆さんは、投資信託(ETF)が、運用方法による違いから「パッシブファンド」と「アクティブファンド」の2つに分かれることをご存知ですか?

なるべく、時間もコストもかけずにズボラ投資をしたいなら、アクティブファンドには投資をしない方が良いんです。

今日はそんなお話をしたいと思います。

アクティブファンドとパッシブファンドとは?

パッシブファンドとは、市場全体の平均的な収益を獲得することを目的とし、十分に分散化されたポートフォリオを保有するタイプのファンドです。

一方、アクティブファンドは、市場や投資銘柄に対するさまざまな調査結果や予測を基にして、市場の平均的な収益率を上回る運用成果をあげようとするものです。

誤解を恐れずに言えば、パッシブファンドは、市場全体の指数(インデックス)をマネするだけなので、低コストで作れるため投資家が負担する手数料も低いです。一方、アクティブファンドは、人件費や調査コストがかかるため、その分手数料が高くなる傾向にあります。

更に、誤解を恐れずに言えば、アクティブファンドの価値は、同じ戦略(例えば日本株投資)のパッシブファンドに勝つことに尽きます。

高い手数料を取る訳ですから、手数料控除後でパッシブファンドよりも高いリターンを出してないと意味がないですよね?

アクティブファンドは負け組ばかり?

さて、そんなアクティブファンドですが、実はパッシブファンドに負ける、言わば負け組が圧倒的に多いんです。資産運用業界の人にとっては、非常にショッキングなレポートを、米国のS&P Dow Jonesが以下のサイトから出してくれています。

SPIVA® STATISTICS & REPORTS

このレポートは、パッシブファンドが参照するインデックスのリターンに対する、アクティブファンドの勝率を、地域別に示してくれています。

早速、主な地域の結果を確認しましょう!

まずは日本です↓

アクティブファンドの6割が負けていますね(UNDERPERFORMED)。

何も考えずにアクティブファンドを選ぶと、60%の確率で手数料の低いパッシブファンドに負けるということです。

日本株式のアクティブファンド5年間のリターン

続いて、米国です↓

ひどいですね。。アクティブファンドの8割超が負けています。

米国株式のアクティブファンド5年間のリターン

最後に、欧州を確認してみましょう↓

やはりここでも過半数を超える、アクティブファンドの7割超が負けています。

欧州株式のアクティブファンド5年間のリターン

ここまで見てきたように、日本、米国、欧州、いずれのアクティブファンドも5年間のパフォーマンスで、パッシブファンドに負けていることが示されています。

もちろん、勝っているファンドもありますが、毎回同じファンドが勝っている訳ではないです。

なるべく勝つファンドを選定するのにも時間とコストがかかります。なので、なるべく時間や労力、コストをかけたくないのであれば、パッシブファンドに投資をするのが一番賢いやり方なのかもしれません。

このレポート上では、インドのアクティブファンドが一番勝率が高いのですが、それでも5割超が負けており、全ての地域でアクティブファンドの方が分が悪いことが示されています。

パッシブファンドに勝つために、一生懸命、人件費や調査コストをかけているはずのアクティブファンドが負けてしまうというのは皮肉な話ですね。。

まとめ

いかがでしたか?

今回は、頑張っているはずのアクティブファンドが、実際は市場全体の動きに追随するだけのパッシブファンドに勝てないということをデータで示しました。概略を示すと以下となります。

  • 日本の株式ファンド:勝率4割弱
  • 米国の株式ファンド:勝率2割弱
  • 欧州の株式ファンド:勝率3割弱

皆さんは、これでもアクティブファンドに投資をしたいと思いますか??

それでは、皆さんも投資で明日を切り開きましょう!

ではでは。

※ 投資は自己責任でお願いします。

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