【AI運用投資信託】AM One『ビッグデータ活用日本中小型株式ファンド』の実力は!?

「『お金に働かせる』をもっと身近に!」、eVestment BootCampの管理人、木戸です。

今年もよろしくお願い致します。

さて今回は、アセットマネジメントOne(AM One)が開発・運用を行う、AI運用投信「ビッグデータ活用日本中小型株式ファンド(愛称:B・D・F)」について特集します。

日本株に特化したロングオンリー戦略で、投資残高は257億円、パフォーマンスは設定来+31.4%となっています(2017/12/29現在)。

AI運用投資信託比較表で確認したところ、日本株を扱うAI運用投信の中では、最もパフォーマンスが良く、資金の集まり具合も多いです。

果たして、B・D・Fでは、どういった運用がなされているのか、投資する意味があるのか、早速調べてみたいと思います!

B・D・Fは、AM Oneが運用をしていますが、AIを活用した投資助言をみずほ第一フィナンシャルテクノロジーが行います。

分類としては、AIによる投資判断を元に、人のアナリストやポートフォリオマネジャー(PM)が最終的な意思決定を行い株式ポートフォリオを構築します。いわゆるファンダメンタルズ型の日本株式ロングオンリー戦略の投資信託に該当します。

B・D・Fの基本情報

ここでは、B・D・Fの基本情報を確認してみましょう。

運用内容

運用内容は、日本国内の中小型株式(上場予定を含む)に投資を行う、シンプルなロングオンリー戦略のファンドです。

日本株インデックスに追随する投資信託(ETF)に勝つのであれば、投資する意味があるということになります。

運用手数料

信託報酬(手数料)は1.54%(税抜き)となっています。

同様の運用内容の投資信託の平均が、1.55%程度なので、それと比較すると同水準ですね(モーニングスターより)。しかし、AI運用投信の平均(1.3%程度)と比較した場合は高くなります。

とはいえ、日本株インデックスにトラックする投資信託(ETF)の手数料は、最安で0.06%なので、これに手数料控除後で勝てば良く、そのためには年率1.5%超のパフォーマンスを出す必要があります。

それでは、実際に運用成績を確認してみましょ~。

運用成績

直近までの運用成績は以下となっています。

<B・D・F(2017/11/30)>

1ヶ月 +3.03% 3年 –%
3ヶ月 +12.64% 5年 –%
6ヶ月 +16.85% 10年 –%
1年 –% 設定来 +28.71%

モーニングスターの検索結果によれば、6ヶ月のリターンだと、上位41%に入っており悪くない成績となっております。

一方で、同基準日の日本株インデックス投信(ETF含み)の成績は以下となっています(iシェアーズ TOPIX ETF(手数料:0.06%)を参照)。

1ヶ月 +1.49% 3年 –%
3ヶ月 +11.64% 5年 –%
6ヶ月 +15.27% 10年 –%
1年 +24.39% 設定来 +23.97%

6ヶ月のパフォーマンスは、+1.58%の超過収益率を獲得しています。現時点において、B・D・Fに投資する意味を見出すことが出来そうです。

パフォーマンスは好調ですね。資金が集まっている理由はここにもありそうです。

さて、ここからは、具体的にどういった運用がされていて、AIはどのように活用されているのかを確認してみたいと思います!

具体的な運用プロセス

具体的な運用プロセスは以下のようになります。投資テーマ群の形成のために、AIを利用するようです。AIといっても、テキストマイニングをしているに過ぎないので、最先端の技術が使われているかというと、そうではないんでしょうね。

AIは、あくまで投資群の形成に留まり、そこからは人が銘柄選定からポートフォリオ構築までを担います。そういう意味では、AIが運用のアシストを行い、メインの運用や最終的な意思決定は人が行うという、ある意味理想的な運用プロセスを踏んでいますね。

いずれ、銘柄選定まで、AIが行う日が来ないとは言いきれませんが。。

とはいえ、現状までは、この方法で良好なパフォーマンスをたたき出しています。

運用プロセス

  1. ニュース等のビッグデータを元に、AIによって、日本株市場における投資テーマ群を形成
  2. 人のアナリストやPMによって①投資テーマ候補を選定し、②各投資テーマ候補に合わせた株式銘柄を選定
  3. 最終的な投資テーマと銘柄を決定してポートフォリオを構築

(出所:AM One B・D・Fの交付目論見書より)

まとめ

いかがでしたか?

今回は、アセットマネジメントOne(AM One)が開発・運用を行う、AI運用投信「ビッグデータ活用日本中小型株式ファンド(愛称:B・D・F)」について特集しました。

記事の内容をざっくりまとめると、以下となります↓

  1. 運用内容は、日本株式に投資を行うロングオンリー戦略
  2. 運用成績は良好で、同様の戦略の低コストETFには手数料控除後で勝っており、投資することの意味はある
  3. AIは投資テーマ形成の一部を担うアシスタントとして機能

という訳で、人とAIが上手く融合された投資信託で、足元までのパフォーマンスも良好なB・D・Fでした。今後のパフォーマンスの更なる伸びに期待しましょう!

当サイトでも当該ファンドの今後の動向を追っていきます。

それでは、皆さんも投資で明日を切り開きましょう!

ではでは。

※ 投資は自己責任でお願いします。

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