【そろそろヤバい?】デリバティブ最大手取引所米国CMEにビットコイン先物上場で、価格調整はあるのか?

「『お金に働かせる』をもっと身近に!」、eVestment BootCampの管理人、木戸です。

最近は、日経新聞にも、ビットコイン含む仮想通貨関連のニュースが、特に違和感なく載るようになってきていますよね。だいぶ、資産クラスとしての認識が出てきている気がしますが、とはいえ、まだまだ懐疑的な人が大多数といったところでしょうか。

そんな日経新聞に以下の記事が載りました。先物等のデリバティブ取引で世界シェアトップの、米国のシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)が、ビットコインの先物を上場させたという記事です。

米CMEビットコイン先物、取引開始 一時2万ドル超え

最大手の取引所に先物が上場されて、一つの資産クラスとしての認識がさらに上昇したと言って良いとは思いますが、仮想通貨市場にはどんな影響があるのでしょうか?

先物上場の影響は時間軸を分けて考える必要がありそうです。という訳で、①超短期・②短期・③中長期に分けて、その影響を探ってみたいと思います。

超短期ではプラスに影響した?

日経新聞によると、上場初日は、出だし好調も利益確定売りに押されて下落気味のようです。

CMEでのビットコイン先物の取引は日本時間の午前8時に始まった。18年1月物は、1カ月後に決済期限を迎える。初値は1ビットコイン当たり2万0650ドルだったがその後利益確定の売りに押された。午前11時時点では1万8700ドル台で推移している。

(出所:日経新聞『米CMEビットコイン先物、取引開始 一時2万ドル超え』より)

CMEのウェブサイトによれば、足元の価格は18,930ドルと、2万ドルからは下方に乖離した状況にあります。

このように、一瞬は価格を押し上げる方向に寄与しましたが、その後は様子見姿勢が続いているようです。

短期的にはビットコイン価格調整で下落か?

日経新聞の同記事によれば、投資家のすそ野拡大、それも機関投資家の参加が期待できるとのことです。何となくポジティブな印象で書かれていますが、実際どうなのでしょうか?

先物上場で透明性や流動性が高まれば、機関投資家が取引に参加しやすくなるとの期待がある。

(出所:日経新聞『米CMEビットコイン先物、取引開始 一時2万ドル超え』より)

投資家のすそ野が拡大するのはその通りだとは思います。

ただし、短期的には、まず参入が増えるのはCTAと呼ばれるヘッジファンド(機関投資家の一種)と思われます。CTAは、主に先物を利用した売買を得意としており、相場の流れを追った取引を行う傾向にあるので、売りが増えると一気に売りを加速させます。

このため、現在、割高感のあるビットコインには売りから入る可能性が高く、結果的に売りが売りを呼んで、大きく値を下げるリスクがあると考えられます。

ビットコインが大幅に値崩れすれば、それ以外のアルトコインも一緒になって下がるはずなので、仮想通貨市場全体が大きく下げることになるでしょう。

ある程度下がると、今度は徐々に買いが入り価格は上昇していくと思います。そして、ある程度上がると、また売りが入り、恐らくレンジ相場(ある価格幅の間で推移する相場)が続く可能性が高いです。

この状況下では、値動きの激しい相場が続くと思われます。

CTAとは

CTAとは、”Commodity Trading Advisor”の略で、日本語では「商品投資顧問業者」や「商品取引アドバイザー」とも呼ばれ、先物運用の専門業者(プロフェッショナル)をいいます。

これは、ヘッジファンドの一種で、世界の投資家からの依頼を受けて多額の資金を運用し、高度なリスク管理を行って、リスクを抑えつつ、高いリターンを追求しており、現在、その運用先は、原油や貴金属、穀物などの商品先物(コモディティ)だけでなく、株式や債券、通貨、短期金利等の先物なども手掛けます。

また、金融工学や統計学をベースに、独自に開発した先進のプログラムを活用して運用することが多く、異なる運用対象の価格差に注目した利ザヤ稼ぎや相場の流れ(トレンド)に沿った売買など様々な手法を活用します。

(出所:iFinance『CTA』より)

長期的にはビットコインは適正価格に収れんか?

しかし、長期的にはCTA以外の機関投資家が徐々に入ってくると考えられます。そうなると、レンジ相場の中で、より適正と思われる価格での売買がされやすくなるので、現在のような非合理的な価格での売買は少なくなります。

結果的に、ビットコイン価格は適正な価格に落ち着くんだと思います。また、投資家のすそ野が拡大するので、流動性も高まることで、成り行きでの投げ売りが減り、値動きも落ち着いていきます。

こうして、仮想通貨市場は正常化し、大きな価格上昇も期待できないけど、大きな価格下落リスクもなくなっていくのかな~と思います。

とはいえ、適正価格がどのぐらいなのか?、正常化がいつなのか?、それは分からないんですけどね(笑)

まとめ

いかがでしたか?

今回は、ビットコインの先物が上場することによる、仮想通貨市場への影響を妄想してみました。影響は、時間軸によって異なりますが、簡単にまとめると以下のような感じでしょうか。

  • 超短期:一瞬プラスに寄与したものの、現在は様子見の動向が継続
  • 短期:CTAの参入増により仮想通貨市場は荒れ模様に(価格下落リスクが高い)
  • 長期:ビットコイン相場は正常化(価格は適正な水準に)

ざっくりとした時間軸なので、具体的にいつなのか?までは分かりません。加えて、ビットコインの適正価格も分かりませんが、大きな動きはこんな感じなんですかね~。

と、とある敏腕投資家さんと、議論した内容を備忘録の意味も込めて載せてみました。

それでは、皆さんも投資で明日を切り開きましょう!

ではでは。

※ 投資は自己責任でお願いします。

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