【AI運用投資信託】AM OneのAI活用型世界株ファンドの実力は!?

「『お金に働かせる』をもっと身近に!」、eVestment BootCampの管理人、木戸です。

今回は、アセットマネジメントOneが開発・運用を行う、AI運用投信「AI活用型世界株ファンド(愛称:ディープAI)」について特集します。

先日作成したAI運用投資信託比較表で確認したところ、商品の設定から3ヶ月弱ですが、すでに272億円まで残高が積みあがっており、国内運用機関の中では、最も注目されているAI運用投信です。

パフォーマンスは設定来で、+4.3%(2017/12/5現在)。

それでは早速、ディープAIについて調べていきたいと思います!

ディープAIは、アセットマネジメントOneが運用していますが、分類としては、人の投資判断をAIが助けるファンダメンタルズ運用AI投信に該当します。

アセマネOneが独自に開発したディープラーニングモデルを用いて、相対的に投資魅力度が高いと判断される銘柄を抽出し、人のファンドマネジャーの判断により、ニュースフロー等のテキスト解析や個別企業のファンダメンタルズ分析を融合させ、ポートフォリオを構築するのが特色のようです。

ディープラーニング

(狭義には4層以上の)多層のニューラルネットワークによる機械学習手法である。
~(中略)~
音声・画像・自然言語の解析を対象とする問題に対し、他の手法を圧倒する高い性能を示し、2010年代に普及した。

(出所:ウィキペディア『ディープラーニング』)

ディープAIの基本情報

ここでは、ディープAIの基本情報を確認してみましょう。

運用内容

運用内容は、基本的に日本を除く外国株式を対象に運用されます。

MSCIコクサイ株式インデックスに追随する投資信託(ETF)に勝つのであれば、投資する意味があるということになります。

運用手数料

信託報酬(手数料)は1.44%(税抜き)となっています。

同様の運用内容の投資信託の平均が、1%程度なので、それと比較すると高水準ですね(モーニングスターより)。また、AI運用投信の平均(1.3%程度)と比較しても高いです。

ここは、他の投信と比較して、ディープAIに投資を行うデメリットですね。

ただし、MSCIコクサイ株式インデックスにトラックする投資信託(ETF)の手数料は、最安で0.17%なので、これに手数料控除後で勝てば良く、そのためには年率1.3%超のパフォーマンスを出す必要があります。

それでは、実際に運用成績を確認してみましょ~。

運用成績

直近までの運用成績は以下となっています。

<ディープAI(2017/10/31)>

1ヶ月 +3.41% 3年 –%
3ヶ月 –% 5年 –%
6ヶ月 –% 10年 –%
1年 –% 設定来 +3.41%

モーニングスターの検索結果によれば、1ヶ月以内リターンだと、日本で売られている投信の中では、上位3%にランクインしており、優秀な成績を残しています。まだ1ヶ月での数値なので、正確な判断はできませんが。。

一方で、同基準日のMSCIコクサイ株式インデックス投信の成績は以下となっています(三井住友・DC外国株式インデックスファンドSを参考として利用)。

1ヶ月 +2.31% 3年 –%
3ヶ月 +6.64% 5年 –%
6ヶ月 +10.75% 10年 –%
1年 –% 設定来 –%

こうしてみると、1か月間の時点で+1.1%の勝ちに留まっていますね。仮に、この差が先々も開かないようだと、ディープAIに投資することは意味が見出せないようです。

ディープAIのAIによる運用は、現状までは少し厳しい可能性もありそうです。

さて、ここからは、具体的にどういった運用がされていて、AIはどのように活用されているのかを確認してみたいと思います!

具体的な運用プロセス

ビッグデータを元に、以下のように2つの解析を行います。

  1. 機械学習によるテキスト解析+人による定性分析
  2. ディープラーニングモデルによる銘柄の魅力度解析

これらの解析結果を統合して、最終的に株式ポートフォリオを構築します。

AIの投資判断を、人がアシストしているようにも見受けられます。ディープラーニングモデルのAIが、運用の主体なのかもしれません。中々、面白い構図ですね。人がロボの下に付く日が、すでに到来している訳ですか。。

(出所:ディープAIの目論見書より)

まとめ

いかがでしたか?

今回は、アセットマネジメントOneが運用するAI運用投信「AI活用型世界株ファンド(愛称:ディープAI)」について特集しました。

記事の内容をざっくりまとめると、以下となります↓

  1. 運用内容は、国内を除く外国株式に投資を行う戦略
  2. 運用成績はいまいちで、投資することに意味は見出せない可能性も
  3. AIの投資判断を人がアシストするプロセスを採用(?)

国内運用機関のプロダクトとしては、残高が最も積み上がっているので、人気はあると思います。今後、良いパフォーマンスを継続的に出していくことを期待しましょう!

それでは、皆さんも投資で明日を切り開きましょう!

ではでは。

※ 投資は自己責任でお願いします。

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