【ヘッジファンドの民主化】上場高配当低ボラ(βヘッジ)はヘッジファンドとして機能するのか?

「『お金に働かせる』をもっと身近に!」、eVestment BootCampの管理人、木戸です。

投資信託(ETF)は、正にフィンテック1.0!
当カテゴリでは、管理人がオススメする投資信託(ETF)について、紹介していきます!

今回は、日興アセットマネジメントが提供する上場インデックスファンドMSCI日本株高配当低ボラティリティ(βヘッジ) を取り上げます。名称が異常なほど長い(笑)ので、以降は、証券コードの1490で呼びます。

1490は東証に上場しており、所謂「株式ロングショート戦略」と呼ばれるヘッジファンド(HF)運用を行うETFです。

 ヘッジファンドの民主化

通常、HFはある程度資金力のある投資家しか相手にせず、かつ手数料もとても高いイメージがあると思います。しかし、1490は、東証に上場しているので、とても低コストかつ証券口座さえあれば誰でも投資が可能なんです。

1490の手数料 = 0.45% <<< 一般的なHFの手数料 = 2%(+成功報酬)

正に、ヘッジファンドの民主化と言っても過言ではなく、当サイトでも、エンダウメント投資に不可欠なHFとして、1490への投資を推奨しています。

とはいえ、実際に投資した場合にHFに求めるような効果が本当に得られるのか、疑心暗鬼の方もいるかと思います。そこで、その点についても詳しく見ていきます。

ヘッジファンドに求めるものって何?

では、そもそもHFに求めるものって何でしょうか?当サイトで、お手本とするエンダウメント投資戦略では、以下の2点をHFへの投資の狙いとしている場合が多いです。

  1. 絶対収益:
    • なるべくパフォーマンスのブレが少なく安定した収益
  2. 株式・債券との低相関性:
    • 伝統的な資産である株式や債券とは異なるパフォーマンスの動き

HFに対しては、必ずしも高いパフォーマンスを求めている訳ではなく、①「なるべく安定したパフォーマンスをコツコツ稼ぎ」つつ、②「株式・債券が負けているときでも負けないパフォーマンス」を求めているようです。

1490はヘッジファンドとしての投資目的を達成できるのか?

1490は、株式ロングショート戦略のファンドです。日興AMのウェブサイトによると、1490の戦略の特徴は以下となります↓

パフォーマンスの特徴

このETFのパフォーマンスは、株式に投資しているリターン(市場価格変動性+銘柄選択による市場より高い(または低い)リターン)から市場価格変動性を引いたリターン、よって、銘柄選択による市場より高い(または低い)リターンになります。投資対象の市場全体に対する相対的な成長を抽出して享受しようというものです。

リターンのイメージ図

(出所:日興AMコラム『市場の価格変動リスクから解放される投資商品を目指して』より)

上記の引用の図表にあるように、国内株式の市場全体の先物売りポジションを取ることで、株式市場の動きから解放されたパフォーマンスを出すような商品にしています。

実際の暦年のパフォーマンスも以下のように、国内株式市場全体とは異なる動きをしていることが分かると思います。統計学的な数値として、株式市場との連動性の高さを示す相関係数も0付近と、連動性が低いことが示されています。

(出所:日興AMコラム『市場の価格変動リスクから解放される投資商品を目指して』より)

つまり、HFに求める効果二番目である「株式市場との低相関性」は期待できることが分かりました。

また、絶対収益という観点についてですが、2010~2016年の7年間の収益のブレ幅を計算すると、約4%となります。このようにブレ幅があるにはあるので、絶対にプラスの収益を挙げるとは言えません。

しかし、同期間の国内株式のブレ幅が約22%なので、それと比較すると1/5程度であることが分かります。つまり、国内株式に投資するよりは、ブレ幅は相当小さく、相対的に安定したパフォーマンスを出すことは言えそうですね。

まとめ

いかがでしたか?

今回は、日興アセットマネジメントが提供する上場インデックスファンドMSCI日本株高配当低ボラティリティ(βヘッジ) について、解説しました(証券コードは1490)。

このETFは、国内株式ロングショート戦略という、所謂ヘッジファンド運用を行うETFです。当記事では、主に以下3点を魅力として提示しました。

  1. 一般的なHFと比較して非常に安い手数料
  2. 相対的に安定したパフォーマンス
  3. 国内株式が負ける場面で負けない

ヘッジファンドの魅力を備えつつ、かつ格安の手数料で提供されるETF。正にヘッジファンドの民主化と言えそうです。皆さんも1490への投資を検討してみてはいかがでしょうか?

それでは、皆さんも投資で明日を切り開きましょう!

ではでは。

※ 投資は自己責任でお願いします。

  • LINEで送る

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*