本気でお金に働かせたい人がフィンテックを活用すべき6つの理由

「『お金に働かせる』をもっと身近に!」、eVestment BootCampの管理人、木戸です。

本日は、当サイトのコンセプトでもある「フィンテックを活用することで、誰もが最先端の資産運用を手軽に実現する」に関し、以下の2つについて整理します!

  • なぜ最先端の資産運用をする必要があるのか?
  • どうしてそれをフィンテックで実現できるのか?

これを、世界でも有名な機関投資家であるイェール大学の運用スタイルを元に明らかにしていきます。

イェール大学は、過去20年間で資産を10倍に増やしています。しかも、20年間で損失を出した年は2009年のたった一回のみという驚異的な運用を行ってきました。

そんな彼らの最先端の資産運用を、いかにしてフィンテックで実現するかを探ります!

なぜ最先端の資産運用をする必要があるのか?

米国の大学は、寄付金や授業料で得た収益を基金に納め、そのお金を運用しています。これは、いわゆるエンダウメントと呼ばれる大学基金の運用で、ハーバード大学やMITといった有名大学が同様のことをしているんです。

エンダウメントは、優良なパフォーマンスを上げていることで有名です。その中でもイェール大学は特に凄いことで、他大学からも一目置かれる存在なんです。

彼らは、過去20年間で資産を10倍に増やしています。しかも、20年間で損失を出した年は2009年のたった一回のみという驚異的な運用を行ってきました。

大学総合ランキングにおいて、米国では6位に、世界では12位にランクイン(東大は46位)しており、東大以上の頭脳が集結した大学といえます。そんな超頭脳集団が運用している、正に「本気でお金に働かせている」集団なんです。

実際に、彼らの20年間のパフォーマンスを、米国株式もしくは日本株式のみに投資した場合と運用結果を比較してみました(100万円投資した場合を想定)↓

比較してみると、その差は歴然としていますね。米国株式のみに投資した場合でも400万円超まで資産を増やすことができていますが、1,000万円超のイェール大学には敵いません。日本株式に至っては、たったの140万円弱。。

しかも、過去20年間で損失を被った年は、国際的な金融危機があった翌年の2009年のみです。その損失水準も、▲25%と、日米株式が▲40%程度となったのと比較すると損失幅が低く収まっています。

このように、損失を抑えながら、長期で大きく儲けることができているんです。

なぜ、このような驚異的なパフォーマンスを生み出せているのか、彼らのイェール大学アニュアルレポート2016から、その理由を垣間見ることができます。

詳細は後述しますが、イェール大学基金は、プロの投資家の中でも最先端の資産運用(=本気でお金を働かせる)をしており、だからこそ驚異的なパフォーマンスを実現できています。

イェール大学基金のエンダウメント投資戦略の骨子は以下の6点に集約されます。

  1. 運用計画を立案
  2. 長期目線での投資を徹底
  3. 分散投資の徹底
  4. オルタナティブ投資を積極的に活用
  5. 外部の運用会社を利用
  6. モニタリング(資産運用のPDCAサイクルを回す)

この6つを徹底することで、「本気でお金に働かせる」ことができ、結果として驚異的なパフォーマンスを生み出せるわけです。

でも、こんな運用を本当に個人投資家が再現できるんでしょうか?

正直に言って、10年前は無理でした。ですが、現在であれば、フィンテック投資をフルに活用することで十分に再現可能だと、私は信じています。

その理由を上記の6つの各骨子に合わせて説明していきます。

フィンテックで実現!「本気でお金に働かせる」方法

運用計画を立案

彼らのレポートを見ると、しっかり計画を立てて資産配分比率を決めていることが分かります↓

Investment Policy

The target mix of assets produces an expected real (after inflation) long-term growth rate of 6.9% with risk (standard deviation of returns) of 13.7%. – ①

Using statistical techniques to combine expected returns, variances, and covariances of investment assets, Yale employs mean-variance analysis to estimate expected risk and return profiles of various asset allocation alternatives and to test sensitivity of results to changes in input assumptions. – ②

①妙訳:「リターン6.9%を長期目標に資産運用を実施(許容リスクは13.7%)」
②妙訳:「平均分散法を用いて資産配分比率を決定」

(出所:『イェール大学アニュアルレポート2016』より抜粋)

このように、長期目標となるリターンを計画として立案(同時に許容リスクも決定)し、平均分散法と呼ばれる非常に基本的な数理手法で資産配分比率を決めています。

これは、当サイトでも紹介しているロボアドが行っているプロセスです。ロボアドのQ&Aを通して、自然と目標リターン(もしくは許容リスク)が計画として決まり、同時に、それに合わせた最適な資産配分比率が決まります。

つまり、この運用計画の立案は、ロボアドを活用すれば個人投資家でも可能なんです。

長期目線での投資を徹底

彼らの最大の強みは、返済する義務のない自己資金を運用している点であると言われています。

銀行預金や保険等はすべて預り資金であり、いずれ何らかの形で返済しないといけないのに対し、大学基金はもともと寄付金などからつくられており返すべき相手が存在しないことから、半永久的な運用継続を前提にできるんです。

このため、金融危機時等において、機関投資家などの資金が諸々の制約から一部資産売却等に追い込まれる局面でも、償還期限・運用期限のない財団は一喜一憂することなく安定運用できるのが強みとなっています。

これは、個人投資家にもある強みですね。特にすぐに現金化の必要がない、余裕資金の運用であれば、長期目線での投資が可能かと思います。

ここは、フィンテックの活用というよりも、彼らの哲学である長期投資を肝に銘じる必要があるということです。

分散投資の徹底

運用計画立案の結果、2016年の資産配分を見ると以下のようになっています↓

多種多様な資産クラスに投資を行っていることが分かると思います。また、各資産クラス内の投資も分散が徹底されています。つまり、①「資産クラスの分散」に加え、②「各資産クラス内での投資先分散」の徹底を行っています。

これもフィンテックによる資産運用の発展により、少額で分散投資が可能になりました。例えば、株式や債券については、投資信託やETFを活用することにより、1千を超す世界中の企業の株式や債券に、1万円からでも分散投資できるようになっています。

当サイトでは、これをフィンテック1.0と呼びます。

そして、この後説明するオルタナティブ投資の実現をフィンテック2.0と呼ぶことにします。

オルタナティブ投資を積極的に活用

先ほど、見た資産配分の中に、株式や債券以外に見慣れない資産クラスがたくさん入っていたと思います。これは、オルタナティブ投資(代替投資)と呼ばれるもので、プロの投資家の世界では一般的な投資になってきています。

簡単に説明すると、株式や債券以外への投資を指し、要は「その他」への投資を意味します。ヘッジファンド(HF)という言葉は聞いたことがあると思います。HFは、オルタナティブ投資の代表といえますね。

大事なポイントは、株式や債券とは異なる収益源を持つ投資という点です。

イェール大学の運用で行われているオルタナティブ投資は以下の3つに分類できます。

  1. ヘッジファンド:
    • 先物等を活用して、多種多様なトレードを行い、株式・債券とは異なる絶対リターンを実現する(代表的な手法:株式ロング・ショート戦略)
  2. プライベートエクイティ(バイアウト、ベンチャーキャピタル):
    • スタートアップ企業等の非上場企業への株式投資で、上場企業への株式投資以上に高いリターンが期待できる
  3. 実物資産(不動産、天然資源):
    • 不動産等の実体がある実物資産から発生する収益をそのまま得ることが出来る投資で、一般的な株式や債券とは異なる収益源となる(例:不動産で言えば賃料収入)

いずれも、昔は相当な資金力がないと実現しなかった投資ですが、フィンテック2.0により、これも少額での投資が可能になっています。具体的なフィンテックによる代替を示すと以下のようになります↓

  1. ヘッジファンド ⇒ リキッドオルタナティブファンド
  2. プライベートエクイティ ⇒ 仮想通貨(ICO投資)
  3. 実物資産 ⇒ REIT(不動産投資信託)、ソーシャルレンディング

リキッドオルタナティブファンドは、一般的なヘッジファンドの投資手法を模倣することで、低コストかつ少額でのHF投資を可能にしたファンドを指します。世界的にはかなり広まっていて、日本でも徐々に商品が増えてきています。

プライベートエクイティ投資は、当サイトでも繰り返し紹介している仮想通貨やICO銘柄への投資で実現することが出来ます。

実物資産には、REITへの投資もありますが、ソーシャルレンディングを活用する方が、よりイェール大学の投資に近づけることが出来ると思います。

外部の運用会社を利用

これは、実際の投資は、外部の運用機関(ファンド)、つまりその道のプロである専門家にアウトソーシングしようというスタンスのことを指します。

これは、個人投資家にこそ必要なスタンスと言えます。一人で、同時に株式や債券、オルタナティブ投資のプロになることなんて、現実的に考えて不可能ですよね。なので、個人投資家こそアウトソーシングすべきなんです。

実は、この点は、フィンテック活用の最大の意義ともいえるんです。これまでの、議論をまとめるとイェール大学の投資をフィンテック1.0&2.0による実現方法は以下のようにまとめることができます↓

  1. 運用計画の立案 ⇒ ロボアド活用
  2. 分散投資の徹底・オルタナティブ投資の活用
    1. 株式・債券への投資 ⇒ 投資信託(ETF)
    2. ヘッジファンド ⇒ リキッドオルタナティブファンド
    3. プライベートエクイティ ⇒ 仮想通貨(ICO銘柄)
    4. 実物資産 ⇒ REIT(不動産投資信託)、ソーシャルレンディング

これを見ると分かりますが、2-c以外は、外部機関にお願いしているんですよね。ただし、仮想通貨(ICO)への投資だけは、自分で銘柄を選択する必要があります。

この点は、少額からの投資が可能なので、銘柄選択に自信がない方は、ひたすら分散投資することで対処する必要がありそうです。仮に大半が失敗しても少数が成功して全体がプラスになれば良いという考え方)。

モニタリング

これは、ロボアドのモニタリング機能やGoogle Spreadsheetを活用することで、個人でも運用結果の自動モニタリングが可能になります。

この自動モニタリングツールは、eVestmentツールに加える予定なので、参考にしてみてください。

まとめ

いかがでしたか?

今回は、「本気でお金に働かせたい人がフィンテックを活用すべき6つの理由」について、説明しました。その中で、最先端の資産運用を行うイェール大学の投資をフィンテックで実現することで可能なことを示しました。

この記事の集大成として、日本人であれば、具体的に何に投資すればこれが実現できるのかを以下に示したいと思います。

イェール大学 フィンテック代替 100万円の配分 具体的な銘柄(フィンテックサイト)
米国株式 日本株式ETF 4 http://www.jpx.co.jp/equities/products/etfs/issues/files/1475-j.pdf
外国株式 米国株式ETF 15 http://www.jpx.co.jp/equities/products/etfs/issues/files/1557-j.pdf
債券 米国債ETF 5 http://www.jpx.co.jp/equities/products/etfs/issues/files/1482-j.pdf
ヘッジファンド リキッドオルタナティブ 22 http://www.jpx.co.jp/equities/products/etfs/issues/files/1490-j.pdf
バイアウト 仮想通貨 15 ビットコイン
ベンチャーキャピタル 仮想通貨 15 アルトコイン
天然資源 インフラ貸付け 8 https://www.greeninfra.jp/
不動産 不動産貸付け 13 https://www.lucky-bank.jp/
現金 現金 2  

当サイトでは、このポートフォリオのパフォーマンスを追っていきたいと思います(eVestmentツール上で開示予定)!

それでは、皆さんも投資で明日を切り開きましょう!

ではでは。

※ 投資は自己責任でお願いします。

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