ICOに対する風当たりが厳しくなってきたので、ちょっと立ち止まって考えてみた

どうも、eVestment BootCampの管理人、一億総投資家社会を目指す木戸です。

ICOによる資金調達が凄い勢いで増えています。コインデスクによれば、ベンチャーキャピタルファンドからの調達規模を超えて、1,900億円の調達を完了しているそうです。

資金調達をする企業側からすれば、株式や借入(債券)と比較しても、経済的なメリットが大きく、かつ労力も少なく、大規模に資金調達が出来ます。このため、ICOによる資金調達が盛り上がっているようです。

では、投資家側から見たら、どうなんでしょうか??

ICOには投資家保護は必要??

実は、ICOはどの国においても、投資家保護の観点による規制がないんです。

なので、現在、投資家側からすると、株式や投資信託のような投資と比較すると、そういう意味での安全性は低いんです。

直近では、以下のように中国がICOに対する規制というか禁止の発表をしたため、一時、仮想通貨市場全体が大幅に下落しました。

中国当局が4日、仮想通貨発行による資金調達「新規仮想通貨公開(ICO=イニシャル・コイン・オファリング)」を全面的に禁止した影響が広がっている。米情報サイトによると、ビットコインなどの仮想通貨全体の時価総額は1日前に比べて約2兆円下落した。香港を拠点に日本人が主導するICOプロジェクトは中国語サイトを一時閉鎖すると発表した。

「経済と金融の秩序を乱す違法な活動」。日本時間4日夕、中国人民銀行などはICOの禁止を発表した。「許可を得ていない違法な調達行為」として、国内の企業や個人にICOをやめるように求めた。これを受けて、中国のICOサイトの「ICOAGE」や「ICOINFO」はサービスを中止した。

(出所:日本経済新聞『中国のICO全面禁止、広がる波紋 仮想通貨下落』)

「経済と金融の秩序を乱す違法な活動」とまで言い切るのは、中々すごいですね。確かに、既存の枠組み(株式や借入による資金調達)とは異なる資金調達の仕方なので、言いたいことは分かるんですけどね~。。

全面禁止は、技術革新を止めるリスクもあるので、ここまでやるのはやりすぎな気もしますけどね。

とはいえ、確かに、投資家に対する保護が全くないんで、ICO案件の半分以上で詐欺まがいのものがあるなか、ちゃんと調べてから投資をする必要があるのは間違いないとは思います。

ブームの陰で問題も生じている。ビットコイン研究者の東晃慈氏が主要なICO48件の事業進捗を調べたところ、約束したはずの製品やサービスが存在しない案件が全体の56%に達していた。東氏は「ICOプロジェクトの多くは過大に評価されている」と指摘する。

(出所:日本経済新聞『危ういICOの錬金術 VC超え既に1900億円』)

逆に言えば、半分弱は、ちゃんとした企業で実態もあるといえるので、テクノロジー好きな私としては、そうした企業を応援する意味も込めて引き続き投資を検討していきたいと思います。

ICOを選別する上での視点とは?

ICOを選別する視点として、一つは、すでに評価や比較をしてくれている以下のようなサイトがあるので、そこを参照するのが良いのかなと考えています。

こうしたサイトで、評価がされているので、その中で上位のもので、自分が気に入った先に投資をするというのが、最もシンプルで、詐欺被害を減らせる方法かなと。

とはいえ、個人的には、自分でも調べてみたいんですよね~。という訳で、ICO Reviewsがどういった視点で評価しているのか調べてみました!

ICO Reviewsでは以下の視点で評価を行っているようです。

  1. Market Need(市場のニーズ)

    • サービス内容や解決できる課題が、本当に需要が見込めるのかという観点
      これは、ICOとか関係なく言えることですね。
  2. Blockchain Fit(ブロックチェーン技術のフィット)

    • サービス内容がブロックチェーン技術と相性が良いかどうか否かという観点(でしょうか?)
  3. Founding Team(企業チーム全体)

    • サービス開発を主導するチームがイケてるかどうかという観点
  4. Blockchain Talent(ブロックチェーン技術に関する能力)

    • ブロックチェーン技術に関して有能なエンジニアがいるかどうかという観点(でしょうか?)
  5. Equitability(公平性)

    • サービス内容がユーザー側からみて公平性があるのかどうかという観点(でしょうか?)
      これはブロックチェーン技術の世界観でもあるので、重要なポイントな気がします。

以上の5点に加えて、こまめに情報共有や公開をしてくれるかどうかも重要なポイントかと思います。ICO後に音沙汰がない企業よりも、色々と進捗を報告してくれる企業の方が信用できるのは当たり前な話ですよね。

なので、こうした情報共有・メディア・マーケティング的なことに力を入れているのも考慮すべきかな~と。これは、友人の経営者兼投資家の方が教えてくれたので、信頼できるポイントだと考えています。

今後は、私は、この6つの視点を参考にICO銘柄の分析をしていきたいと思います!

皆さんも投資で明日を切り開きましょう!
ではでは。

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