今後、おつり投資・おつり貯金は日本で広がるのか?

「『お金に働かせる』をもっと身近に!」、eVestment BootCampの管理人、木戸です。

インフルエンザにかかり、週末~週初にかけて死んでました。流行ってるようなので、皆さんもお気を付け下さい。。

さて今回は、当サイトでも紹介した「おつり投資」について、今後日本で広がっていくのかどうかを占う記事を書きたいと思います。

米国では大きく広がっているようですが、はたして…

おつり投資とは?

「おつり投資」や「おつり貯金」と呼ばれる、スマホアプリを利用した小口投資を自動で行えるフィンテックサービスの総称です。英語だと、「Micro Investing」とか言われているようですね。

具体的には、利用者がスマホアプリに登録したクレジットカード等で買い物の代金を支払うと、事前に設定した金額との差額(端数)を「おつり」として認識し、自動で投資信託やETFでの運用や預貯金を行ってくれるサービスのことです。

例えば、端数計算のための設定額が1,000円で250円の買い物をした場合、差額の750円が投資に回されることになります。買い物の都度、自動で少額での投資が行えるので便利ですよね。欧米や日本のサービスをまとめると以下のようになります。

この他にもポイント投資等、派生形がありますが今回は割愛。

何が各社の特徴を分けるの?

いずれも買い物における「おつり」の設定方法等に各社で大差はないですが、最終的な投資先に特色が見えますね。

Acornsやマメタスなんか、ロボアド的にリスク許容度に合わせたETFポートフォリオに投資をしてくれます。一方で、Stashは、「高配当銘柄」や「フィンテック銘柄」、「人工知能銘柄」といった投資テーマに、基づいた複数のETFから、投資先を選択できるようです。

中でも、個人的に利用したいのが、Dust!これはCoinbaseとつながることで、ビットコイン、イーサリアム、ライトコインの仮想通貨に自動で少額投資してくれます。気づいたら、それなりの金額を投資してくれそうですし、仮想通貨市場が伸びれば一攫千金も…

Dustは、まだサービス構築中なので、続報が出次第、当サイトでも取り上げたいと思います!

日本でも流行るの?

さて、本題です。日本ではまだ始まったばかりで、今後本格的に広がっていくのかは未知数です。

この辺を、先行する米国の例から読み解いてみましょう。

米国では約5年前よりAcornsがサービス提供を開始し、Stashの利用者も合わせると累計で220万人が利用しているそうです。米国民の1%弱が利用している訳ですから相当ですよね。

利用者層は、日常的にインターネットを使いこなす「デジタルネイティブ世代」と呼ばれる、20~30代が7割を占めています。こうした世代は、スマホアプリ等に抵抗がないというか、むしろ大好き(?)なので、こうした世代を中心に利用者が広がっているようですね。

特に、少額投資のため、気軽に投資を開始することができ、無理なく継続できることから、投資未経験層の開拓に成功しているみたいです(!)

アンケート調査によると日本人は興味津々

米国では、投資未経験層の開拓も含め、デジタルネイティブ世代(20~30代)の需要を取り込んで成功しているみたいです。

日本はどうなんでしょうか?

スパークス・アセット・マネジメントという運用機関が、日本の投資未経験層に対して、『ビジネスパーソンの「マネ活」に関する調査』を行っており、その中で「おつり投資」について触れているので、参考にしてみましょう↓

「貯蓄から資産形成へ」を阻むもの・後押しするもの

フィンテックが投資の後押しに?“おつりで投資”で「投資意欲UP」37%、
20代や30代の4割以上は“おつりで投資”の実現で「投資意欲UP」

(出所:『ビジネスパーソンの「マネ活」に関する調査』より一部抜粋)

日本の投資未経験層も、デジタルネイティブ世代を中心に、「おつり投資」に対する関心の高さが伺えますね!

もしかしたら、日本でも今後広がっていく可能性がありそうです。日本人は、500円玉貯金等、こつこつ系が好きなので意外に一気に広がったりして。。

一方で懸念も…

一方で、以下のような懸念もあります↓

  • 本格的に資産を形成するには「おつり投資」だけでは不十分
  • 資産が少ないうちは手数料が高い 等

確かに、米国でも220万人が利用する一方で、各利用者の運用残高は5万円にも到達していないようです。サービス開始して、約5年も経過しているのに、平均でその程度の資産しか形成出来ていないのは少し不安になりますよね。

しかも、アプリ利用に定額がかかるため、資産が少ないうちは手数料率が相当高くなります。Acornsの場合、月額1ドル(年間12ドル)がかかるので、仮に500ドルの運用額だとすると、手数料率として2.4%(=12÷500)もかかることになり、非常に高いことが分かります。

これは、当サイトでも紹介したトラノコも似たような状況です。

このあたりの懸念をどう払しょくしていくかが今後の鍵になりそうですね。。

まとめ

いかがでしたか?

今回は、「おつり投資」が世界的に広がっているというお話と共に、日本でも広がっていくのかを占ってみました。

各国のサービスとしては以下があり、先行する米国では、すでに220万人が利用を開始しています。

「本格的に資産を形成するには「おつり投資」だけでは不十分」や¥資産が少ないうちは手数料が高い」という懸念もありますが、今後日本でどのように展開・拡大していくのか、見ものですね~。

それでは、皆さんも投資で明日を切り開きましょう!

ではでは。

※ 投資は自己責任でお願いします。

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