【高配当株式ETF】PFFは本当に魅力的なのか?

「『お金に働かせる』をもっと身近に!」、eVestment BootCampの管理人、木戸です。

投資信託(ETF)は、正にフィンテック1.0!当カテゴリでは、管理人がオススメする投資信託(ETF)について、紹介していきます!

今回は、高配当が魅力のiシェアーズ 米国優先株式ETF(PFF)紹介します!

ETF投資家界隈では、知名度の高いPFFですが、投資している方は高配当というだけで、特に内容も考えず投資しているケースがほとんどなのではないでしょうか。

そこで、当記事では、以下の点に着目して、その魅力や留意点を明らかにしていきます!

  1. 優先株式って普通株式と何が違うの?
  2. 他にも高配当株式のETFがあるけどそれと比較してどうなの?
  3. 過去のパフォーマンスってどうなの?

PFFは本当に魅力的なのか?

さあ、早速PFFの特性を徹底解剖しましょう!

優先株式って普通株式と何が違うの?

このETFが扱うのは、普通株式とは少し異なる、優先株式です。うん、名前は分かったけど、違いは??という訳で、日本証券業協会に聞いてみましょう↓

優先株とは種類株式の一種で、普通株に比べて配当金を優先的に受ける、あるいは会社が解散したときに残った財産を優先的に受け取れる等、投資家にとって権利内容が優先的になっている株式のことをいいます。 ただしその代わり、会社の経営に参加する権利(議決権)については制限されるのが一般的です。

(出所:日本証券業協会『普通株、優先株、劣後債とは何ですか?』より)

だそうです。

つまり、経営者が、議決権等の経営権に関与させない代わりに、主に配当部分を有利にした株式で、一般的には高い配当を得ることができます。いわば株式と債券の中間のような存在です。

このため、特性が、通常の株式ETFとは異なってきます。同じ米国株式(普通株式)のiシェアーズ S&P500ETF(IVV)と主要な要素を比較してみましょう。

  PFF IVV
議決権 なし あり
配当率 5.75% 1.83%
経費率 0.47% 0.04%

(出所:モーニングスター)

やはり、配当率に大きな差が出ますね。経費率も高くなっていますが、経費率を差し引いた水準で比較しても、3.5%の差があります。仮に、100万円投資した場合は、3.5万円の差が出るの大きいですよね。

過去のパフォーマンスってどうなの?

値動きにも大きな差がでます。PFFと米国S&P500のETF(IVV)の値動きを見比べてみると、その差は一目瞭然です↓

青い線がPFF(優先株ETF)で、赤い線がIVV(普通株ETF)になります。

PFFは、平時はほとんど横ばいで値動きに乏しいことが分かります。一方で、2008年の金融危機時には、IVVと同様に大きく値下がりして、価格は半分以下になっています。

その後、PFFがすぐに価格が戻っているのに対して、IVVは価格が金融危機前の水準に戻るまでにそれなりの期間を要していますね。ただし、IVVの価格は更に上昇しているのに対して、PFFは価格がある程度戻った後はほぼ横ばいでの推移です。

つまり、今から投資しても、ダウンサイドのリスクが高い一方で、アップサイドのリスクはあまり見込めないということがいえそうです。ただし、下がってもすぐに価格が戻るため、あまり気にする必要はないかもしれません。

これは、価格が下がることで、配当率(債券でいう利息)が大幅に高くなるので、需要が増えるんでしょうね。安値で買うことができれば、配当率が約16%の時もありました。

この水準で買えれば、100万円の投資に対して16万円の配当が得られるので、そりゃ買いますよね。

他にも高配当株式のETFがあるけどそれと比較してどうなの?

他にも以下のような高配当を謳っている株式ETFがありますよね?それらと比較するとどうなんでしょうか。

  • iシェアーズ・コア 米国高配当株 ETF(HDV)
  • 上場インデックスファンド日本高配当(1698)by
  • NEXT FUNDS 野村日本株高配当70連動型上場投信(1577)
  • iシェアーズ MSCI ジャパン高配当利回り ETF(1478)
  • One ETF 高配当日本株(1494)
  • ダイワ上場投信-TOPIX高配当40指数(1651)
  PFF  HDV 1698 1577  1478 1494 1651
議決権 なし あり  あり あり  あり あり あり
配当率 5.75% 3.39% 2.49% 2.36% 2.27% 0.93% 0%
経費率 0.47% 0.08% 0.28% 0.32% 0.19% 0.28% 0.19%
通貨 米ドル 米ドル 日本円 日本円 日本円 日本円 日本円

(出所:モーニングスターおよび各運用機関ウェブサイトより)

配当率は、PFFに軍配が上がるようです。経費を引いてもダントツですね。特に、1494や1651は分配金をあまり出していない可能性がありますね。こういったETFに分配金狙いで投資する場合は気を付けた方が良さそうです。

また、HDV以外は日本株なので、為替リスクがないのは魅力かもしれません。そして、PFF以外は普通株式のETFなので価格のアップサイドが狙えます。

まとめ

いかがでしたか?

今回は、iシェアーズ 米国優先株式ETF(PFF)について、その魅力を解説しました。

個人的には、金融資産で1億円を構築できたら、全額このETFに投入すれば良いと考えています。

税金を抜いても、年間400万円は配当収入として期待できるので、それだけで十分生活ができるのではないでしょうか?

日々の価格変動は、そこまで大きくないですし、配当だけで生活できるのあれば、仮に大きく価格が下落しても焦って売却して安値で現金化するような事態にはならないので。

また、下がったときに買いますことができれば、より高い配当率が期待できますしね。

ある意味、究極の集中投資といえそうです。皆さんも、夢の配当生活をこのETFで叶えてみませんか?

日々の生活費を抑制できるなら、1億円投資しなくても十分です。以下に生活費水準とそれを賄うために必要な投資金額を載せておきます↓
※ あくまで、現時点のETF価格の場合(仮に価格が下落すれば配当率が上がるため必要投資額も下がります)

年間生活費水準 必要投資額
100-200万円: 2,500-5,000万円
200-300万円: 5,000-7,500万円
300-400万円: 7,500万円-1億円

それでは、皆さんも投資で明日を切り開きましょう!

ではでは。

※ 投資は自己責任でお願いします。

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