【高配当ETF】高配当株式VYMとHDVを比較分析してみた

「『お金に働かせる』をもっと身近に!」、eVestment BootCampの管理人、木戸です。

このカテゴリでは、管理人がオススメする投資信託(ETF)について、紹介していきます!

今回は、数少ない読者からご質問頂いたので、米国株式の中でも高い配当率が魅力の米国高配当株式のETFに焦点を絞ります。

所謂、高配当株式ETFは、普通株式の中でも、配当率が高い銘柄を複数集めたETFとなります。少ない資金で、何百社にも分散投資が可能なので、倒産リスクは基本的にはないため、そういう間手においては安心して投資ができます。

そんな米国高配当株式のETFについて、人気の高い2つの銘柄(VYM・HDV)を比較・分析して紹介します!

米国高配当株式ETFの比較

さて、今回紹介する米国高配当株式ETFは次の2銘柄です↓

  1. VYM:バンガード・米国高配当株式ETF
  2. HVDiシェアーズ・コア米国高配当株 ETF

いずれも米国企業の株式に投資をするETFとなります。

配当率が高い銘柄を中心に投資を行うことから、高配当株式ETFと呼ばれています。他にも日本の高配当株式ETF等もあり、人気のカテゴリの一つと言えますね。

上記2銘柄について、以下の観点で比較・分析します↓

  • 配当率の高低
  • 経費率の高低
  • 価格下落リスクの高低
  • パフォーマンスの優劣

配当率の高低

高配当株式の魅力は、何と言っても高い配当率です。どちらの銘柄がどれだけ配当率が高いかを比較することで、この観点での魅力度を比較します。

さて、気になる配当率は以下となります(米ドル建てベース)↓

  VYM HDV  参考:米国株式(S&P)
2014年 3.3% 3.4% 2.2%
2015年 3.3% 3.9% 2.1%
2016年 2.9% 3.3% 2.0%
2017年(予測含み) 2.9% 3.4% 1.8%

配当率の高さでは、HDVに軍配が上がりますね。

ですが、どちらも、通常の米国株式と比較すると、より高い配当率を誇っていますね。

また、いずれのETFも配当が毎四半期に分配される形式となっており、仮に100万円投資したら、年間3万円として、8千円前後のお小遣いが毎四半期チャリンチャリン入ってくることになります。

ただし、ハイイールド債の方が、配当率は高く、毎月分配なので、お得感がありますね。。

経費率の高低

続いて、経費率の高さを比較します。

ETFは便利な分、その運営にはコストがかかり、それを投資家が負担する必要があります。当然、このコストが高ければ、どれだけ配当率が高くても目減りしてしまうので、なるべく低い方が良い訳です。

これは、VYM・HDV共に0.08%と、引き分けとなります。

両者共に、非常に低コストを実現しています。さすが、バンガードとブラックロックですね。この低コストに対抗できる運用機関は他にあるんでしょうか。。

価格下落リスクの高低

続いて、価格下落リスクの高低を比較します。

HDVが、投資を開始した2011/3/31から2017/12/8までの1,685営業日の値動きの内、①損失が出た日数と、②損失率の合計を算出・比較してみます。

  VYM HDV
損失日数 780日 778日
損失率(年率) ▲48% ▲46%

微妙な差異ですが…HDVの方が、若干、価格下落リスクに強いようです。

パフォーマンスの優劣

過去のパフォーマンスはどうだったのでしょうか?

  VYM HDV
2017年 8.5% 4.1%
過去1年 29.2% 20.9%
過去3年(年率) 10.5% 8.0%
過去5年(年率) 22.3% 19.1%
過去10年(年率) 7.4%

短期~長期のいずれのパフォーマンスも、VYMの方が良いようです。

価格下落リスクは、VYMの方が高いのですが、同時に、下落からの反発といった価格上昇幅もVYMの方が高いため、全体のパフォーマンスをみると、VYMに軍配が上がるようです。

その他注意点

いずれのETFも米ドル建てなので、日本円に戻したときの為替損益に注意が必要です。

為替リスクが気になる方は、日本高配当株式ETFもあるので、検討してみてはいかがでしょうか?

東証ETF銘柄株式(テーマ別)
【参考】

  • 1698:東証配当フォーカス100指数ETF
  • 1478:iシェアーズ MSCI ジャパン高配当利回り ETF
  • 1489:日経高配当株50ETF
  • 1577:野村日本株高配当70ETF

まとめ

いかがでしたか?

今回は、高い配当率が魅力の米国高配当株式ETFについて、以下の2銘柄を紹介しました。

  1. VYM:バンガード・米国高配当株式ETF
  2. HDViシェアーズ・コア米国高配当株 ETF

これらの銘柄について、以下の観点で比較・分析しました。

  • 配当率の高低:HDVに軍配
  • 経費率の高低:引き分け
  • 価格下落リスクの高低:HDVに軍配
  • パフォーマンスの優劣:VYMに軍配

総括すると、相対的に価格下落リスクが低く、かつ配当率が高いのがHDVとなります。一方で、値動きも含めたトータルのリターンはが高いのがVYMと言えそうです。

どちらが良いかは、好みが分かれそうですが、個人的には、価格下落リスクが小さく、より高い配当が毎四半期チャリンチャリン入ってくるHDVですかね~。

とはいえ、価格上昇がより良い銘柄を好み、トータルでみたリターンを気にする方には、VYMの方がオススメです。

それでは、皆さんも投資で明日を切り開きましょう!

ではでは。

※ 投資は自己責任でお願いします。

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